元禄6年に、宮司の手により綴られた日記。毎日の些細な出来事から、奉納物、来訪、往訪のことを中心に書かれており、社務としての日記的要素が強いものの、社の成り立ちなども文章や図により記されています。 特に、元禄時代以前の図が記載されており、今宮神社の成り立ちの流れを知る上でも貴重な資料です。
その1頁1頁に綴られた日々の出来事が最新デジタル技術と伝統技術で詳細に再現されています。 長い歳月を物語る、虫食い跡や古いシミ、汚れなども和紙の湿度調整や印刷の細かい調整により、忠実に再現されています。 現物では劣化や破損で手に取ることが難しい日記も、歴史を感じながら手に取る様に読んでいただけます。